eスポーツにおけるウェルビーイング

2025.04.04

eスポーツにおけるウェルビーイング

ウェルビーイングという言葉はご存知でしょうか?
これからの社会にとって重要なキーワードとされていますが、
ウェルビーイング(Well-being)とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味する言葉です。
直訳すると「幸福」や「健康な状態」という意味です。

 

過去にSDGs(持続可能な開発目標)とeスポーツの関連についての記事を7回に渡り掲載いたしましたが
SDGs(Sustainable Develop Goals)は2030年が目標年に設定されています。
その次に来ると有力視されているのが「SWGs サステナブル・ウェルビーイング・ゴールズ(Sustainable Well Being Goals)」です。
持続可能な社会を構築することを目指す考えかたで、SDGs(持続可能な開発目標)を福祉や幸福の観点に発展させたものです。

 

では、eスポーツにおけるウェルビーイングとはなんでしょうか?
eスポーツでのウェルビーイングは、選手・プレイヤー・スタッフなど
すべての関係者の「身体的」「精神的」「社会的」健康と充実感をサポートすることを指します。

 

身体的ウェルビーイングについて
eスポーツプレイヤーは、長時間にわたり座ってゲームをプレイするため、身体的健康に注意を払うことが重要です。
ゲーミングチェアや昇降式デスクの導入で姿勢を正して肩こりや腰痛を予防したり、
簡単なエクササイズやストレッチ・休憩で、長時間プレイの疲労を軽減し、目の疲れを防ぐことが大切です。

 

精神的ウェルビーイングについて
eスポーツは競争の場であり、プレッシャーやストレスを感じやすい環境です。
また、活動者はSNSや配信での誹謗中傷やチーム内でのトラブルが起こりがちです。
そのため、心理カウンセリングやメンタルコーチのサポートを役立て、
仲間との支え合いができるよう心理的安全性のあるチーム環境づくりなどが重要です。

 

社会的ウェルビーイングについて
ゲームは自宅からオンラインで参加ができるので、引きこもり傾向になり孤独感を感じやすくなります。
ですがeスポーツはチーム戦が多く、プレイヤー同士の良好な関係を築くことが大切です。
仲間と協力したり、オフラインでの交流イベントや合宿に参加したりなど、
日々のコミュニケーションがお互いのウェルビーイングを支える要素となります。

 

実業団・チーム・施設側でできることは?
選手の健康とパフォーマンスを最大限に引き出すために、さまざまな面での支援が必要です。
例えば、身体的ウェルビーイングのサポートができるような快適性を意識したeスポーツ施設づくり、
ウェルビーイングをテーマにしたトレーニング制度の導入、健康管理アプリの連携・導入(睡眠、ストレス、運動など)。

 

ウェルビーイングを前提としたeスポーツ施設ならば、
選手が最良のパフォーマンスを発揮できるようにサポートすることができ、成功につながると言えそうです。