2025.02.07
本日は、SDGs5「ジェンダー平等を実現しよう」とeスポーツの関連についてご紹介していきます。
これは、男女の平等を実現するために様々な側面で取り組むことを目的とした目標です。
eスポーツ業界には、男性プレイヤーが多い一方で、女性プレイヤーの数はまだ少ないのが現実です。
特に日本では、ゲームは「男性の趣味」という認識が強かったためeスポーツもその影響を受けてきました。
対戦型のゲームが中心であるeスポーツにおいては、男性プレイヤーが優位とされ、女性プレイヤーは少数派という構図が続いています。
ジェンダー平等を進めるためには、女性が参加しやすい環境づくりが求められます。
eスポーツは基本的に物理的な体力や性別に関係なく競技できるため、男女の能力差が少ないとされています。
そのため、ジェンダー平等の実現においては非常に可能性が高い分野です。
女性が男性と同じ舞台で戦えるチャンスを提供し、成功例が広がることでより多くの女性が参加するようになります。
特に女性プレイヤーを対象とした大会やイベントを開催することで女性がプロとして活躍できる場をつくることが大切です。
また、eスポーツ業界はプレイヤー以外にもゲーム開発、実況、イベント運営など様々な職業があります。
その中でも、女性のリーダーシップやインフルエンサーとしての活躍は、次世代の女性プレイヤーを増やす鍵となります。
女性プレイヤーの参画を促進し、差別やハラスメントを排除し、活躍の機会を提供することで、
SDGs5の目標達成に貢献できるでしょう。
次回はSDGs8「働きがいも経済成長も」とeスポーツの関連についてご紹介いたします。
◆前回の記事はコチラ↓
SDGsとeスポーツについて②