企業がeスポーツに取り組む効果②

2025.01.16

企業がeスポーツに取り組む効果②

前回に引き続き、企業がeスポーツに取り組むことによる
学生に対してのアピールできるポイントを挙げていきます。

 

はじめに、SDGsや社会貢献のアピールができます。
一部の企業は、eスポーツを通じて社会貢献や教育活動にも取り組んでいます。例えば、eスポーツを使って若者の教育やスキル向上をサポートするプロジェクトを展開している企業や、eスポーツを活用した奨学金制度やトレーニングプログラムを提供する企業も増えています。
また、eスポーツは障がい者や高齢者でも参加しやすい競技のため、ダイバーシティ&インクルージョンの推進をアピールできます。
そして業界をリードする企業でのキャリアアップも可能です。
eスポーツに積極的に取り組んでいる企業は、業界をリードする存在として注目されており、学生にとってそのような企業で働くことは大きなステータスやキャリアアップのチャンスとなります。eスポーツの専門知識を持つ企業に入ることで、学生は業界内でのキャリアを構築しやすくなります。

 

また、eスポーツでも大切な、様々な交流の機会を作ることができます。
社内eスポーツ部や企業リーグの運営を行うことで、社員同士の交流を促進します。
「楽しめる職場」「社内の雰囲気が良い」という印象を持たれ、企業文化の魅力を伝えやすいです。
また、eスポーツ大会やイベントを開催することで、企業と学生の接点が増えます。
オンライン配信やSNSでの発信を通じて、多くの学生に企業名を知ってもらう機会を作ることができます。
eスポーツは世界中で盛んに行われており、グローバルなイベントが頻繁に開催されています。企業がeスポーツに取り組んでいることで、学生に対して国際的なネットワーキングの機会を提供することができます。海外の企業や選手との交流や、国際大会に参加するチャンスがあることは、学生にとって非常に価値のある経験となります。

 

2回に渡り紹介をしてきましたが、企業がeスポーツに取り組むことによって、
学生への認知度向上や採用活動において大きな効果をもたらします。
これにより、特に若年層の学生が企業に対してポジティブな印象を持ち、企業とのマッチングがスムーズになる可能性が高まります。実業団リーグの設立や学生との交流イベントなどを通じて、企業のブランド価値を高める戦略を取ることが有効です。